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2021/11/07

工場などの古い波形スレート屋根メンテナンス方法は何がいい?カバー工法でメンテナンスがお勧めです

工場などの古い波形スレート屋根メンテナンス方法は何がいい?カバー工法でメンテナンスがお勧めです 画像

みなさんこんにちは

名古屋市緑区で工場、貸倉庫などのスレートリフォームしております

「8人パパのリフォーム店」 光ホーム木幡(こわた)です

貸倉庫をお持ちのオーナー様や、工場の経営者様からスレート屋根のメンテナンス時期や方法について

ご相談いただくことがあります。

今回はそんなスレート屋根リフォーム方法を紹介します。

屋根は、雨漏りにも直結する大切な場所です。適切なメンテナンスの方法でリフォームしていただけるようにポイントを解説していきます。

スレート屋根の耐久年数ってどのくらい?

工場や倉庫などに使われている波形スレート屋根。波形スレート屋根の耐用年数は通常、30年程度です。このように波形スレート屋根は長く効果を発揮してくれるため、メンテナンスが忘れられがちです。街中にも、いまだにアスベスト入りの相当に古いスレート屋根が存在しているので、心当たりのあるオーナー様がいらっしゃいましたら、早急にカバー工法によるメンテナンスをご検討ください。

波形スレート屋根をカバー工法でメンテナンスするメリット

波形スレート屋根をカバー工法でメンテナンスするメリットについて解説します。

アスベストの処分にお金がかからない

アスベストは、人体への危険性が広く認識されて以降、屋根材には使われなくなっています。ただ、人体に影響があるからといって、アスベストの含まれる屋根材を早急に処分しなければならないわけではありません。波形スレート屋根に含まれているアスベストは、屋根材を砕いたりしない限り飛散するおそれがないからです。

アスベストを含む屋根材は、処分にかかる費用が高額です。カバー工法なら、屋根材を降ろさずにメンテナンスできます。幸いなことに、現在は波形スレート屋根のカバー工法専用の屋根材があるため、施工も比較的スムーズに進めることが可能です。

葺き替えよりもお金がかからない

カバー工法は、屋根材をすべて取り替える葺き替え工事よりも安く済みます。カバー工法では、一部の部材は取り除く必要がありますが、屋根材はのせたままにするので工事にあまり費用がかかりません。

断熱効果や耐久性の向上が図れる

波形スレート屋根をカバー工法でメンテナンスすると、屋根材が二重になるので断熱効果や耐久性の向上につながります。

工事中でもいつもどおり作業できる

葺き替え工事の場合、屋根材を降ろさなければならないので、工事の期間中は工場や倉庫での作業は不可能です。ご自宅の場合は、工事中に滞在する宿泊場所を確保していただく必要があるため、余計なお金がかかってしまいます。

しかし、カバー工法でメンテナンスする場合は、工事中であっても、操業を停止する必要は一切ありません。いつもどおりに作業ができるので、取引先にも迷惑がかかりません。

工期が短い

カバー工法は、屋根材を降ろさずに屋根に残すので、それだけでも作業工程が減ります。したがって、葺き替え工事をする場合よりも工事の期間が短くなります。

環境への影響が少ない

特にアスベストを含む波形スレート屋根は、撤去するとなると人体だけではなく、環境にも大きな影響を与えます。カバー工法は、捨てるものがほとんどないため、環境への影響が少ない、安全なメンテナンス方法だといえます。

工場や倉庫に関してはカバー工法のデメリットは少ない

メリットの多いカバー工法ですが、一般住宅のカバー工法に関しては、デメリットも少なくありません。カバー工法では既存の屋根材の上に新しい屋根材をのせるため、屋根が重くなってしまうのです。屋根が重くなると、建物の耐震性に影響する可能性があります。

ただ、元々が単純な構造の工場や倉庫の屋根は非常に軽く、しかも上に重ねられる屋根材も非常に軽いので、工法によるデメリットはほぼありません。あえてデメリットを挙げるとすれば、カバー工法の施工をできる職人さんの数が少ないことでしょうか。

工場や倉庫に使われている屋根材の種類

工場や倉庫に使われている屋根材にはいくつかの種類があります。ここでは、スレート屋根も含めて主なものをご紹介しています。

波形スレート屋根(大波)

大波の波形スレート屋根は、950mm幅の、セメントに繊維を含ませてプレスして作られる屋根材です。強く、高い遮音性を持つため、雨風の音が気になりやすい工場や倉庫の屋根材に非常に向きます。寿命は25年程度です。

波形スレート屋根(小波)

小波の波形スレート屋根は、720mm幅の、セメントに繊維を含ませてプレスして作られる屋根材です。大波同様の特徴を持つため、工場や倉庫の屋根材としてよく使われています。固定の際に用いられるフックボルトからサビが周囲に回ってしまうことがあるので、防水処理は慎重に行う必要があります。

瓦棒屋根

瓦棒屋根は、ひじょうにシンプルな作りをした金属の屋根材です。一定の間隔で配置された瓦棒の間に溝板が並べられます。瓦棒屋根は近年、減少傾向です。カバー工法でメンテナンスする際は、ガルバリウム鋼板を瓦棒屋根の形状に加工して設置することが多いようです。

折板屋根(折半屋根)

折板屋根(折板屋根)は、倉庫のほか、プレハブやゴミ置き場、体育館などの建物によく採用されている金属屋根です。V字型の鋼板(実際は台形)が連なっている屋根と言えばわかりやすいでしょうか。近年の折板屋根は、ほとんどがガルバリウム鋼板で作られています。

波形スレート屋根のカバー工法・一般的な工事の流れ

工場や倉庫の屋根は、一般住宅の屋根の構造とは異なるため、そもそも葺き替え工事を行うことはあまりありません。葺き替え工事をしようとすると、鉄骨の骨組み状態になってしまいます。この状態だと、一般住宅のように足場は組めません。工事の際に落下防止措置も必要になるため費用がかさむことも、カバー工法でメンテナンスする理由のひとつです。それでは、ここからは波形スレート屋根のカバー工法の、一般的な工事の流れをご紹介します。

事前調査

屋根の状態を事前に調査して、作業の手順などを確認し、工事の段取りを決めます。

養生

工事の際に問題が起こらないよう、必要な箇所があれば養生します。

カバー工事に使用する屋根材の搬入~荷揚げ

カバー工事に使用する屋根材を搬入します。工場や倉庫の立地条件にもよりますが、新しい屋根材の荷揚げは、クレーンを使って安全に、慎重に行います。

新しい屋根材を配置

荷揚げした屋根材を、既存の屋根材にキズがつかないように配慮しながら、丁寧に配置していきます。ちなみに、軒先に取り付ける屋根材は、調査の結果を基に、事前に加工しておきます。

下地処理

既存の波形スレート屋根を固定しているパッキン付きボルトの頭を切断します。この作業により、新しい屋根材がきれいに重なるようになります。

新しい屋根材に下穴を加工

カバー工法で使う新しい屋根材にボルト留めするための下穴を加工します。

施工

軒先から棟方向の順に施工します。新しいパッキン付きのボルトで新しい屋根材を固定していきますが、既存の波形スレートは脆く、割れる可能性があるため、細心の注意を払って作業しなければなりません。

棟板金の防水加工

新しい屋根材を張り終えたら棟板金の防水加工を行います。棟板金を立ち上げることで、雨水が屋根の内部に浸入するのを防ぎます。

屋根に換気口などが設置されている場合は、雨水が入り込まないように施工を行います。

まとめ

工場や倉庫などに使用されている波形スレート屋根のメンテナンスは、カバー工法で行うのが一般的です。波形スレートの屋根材の耐用年数は25~30年程度。メンテナンスが疎かになりがちな工場や倉庫だからこそ注意が必要です。近年は、非常に軽く、丈夫で長持ちするガルバリウム鋼板の屋根材を使うケースが増えています。カバー工法なら、操業を止める必要はありません。屋根の工事が業務に与える影響を心配されているオーナー様は、ぜひカバー工法でのメンテナンスをご検討ください。

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